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軍事ロシア、ウクライナで深刻な供給不足の砲弾などを北朝鮮から購入へ
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が9月5日報じたところによると、米情報機関はロシアが北朝鮮から砲弾を買い入れているとの見方を示している。写真はロシアと北朝鮮の国旗。ロシア極東ウラジオストクで2019年4月撮影(2022年 ロイター/Yuri Maltsev)
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は5日、米情報機関が、ロシアが北朝鮮から砲弾を購入しているとみていると報じた。複数の米当局者は報道内容を確認し、ロシアがさらに購入を進めるとの見方を示した。
ロシアはイラン製ドローン(無人機)を使用しているとの情報もある。
NYTの報道に関する問い合わせに、ある当局者は「ロシア国防省は、ウクライナの戦場で使うために北朝鮮からロケット弾や砲弾数百万発を購入する手続きに入っている」と述べ、西側の制裁などが原因でロシアが引き続きウクライナで深刻な供給不足に陥っていることを示唆すると指摘した。
NYTは、最近機密解除された情報でロシアが軍装備品を購入したことが分かったが、具体的な内容は記載されていないとしている。米政府筋はNYTに、ロシアに対する制裁が効き始め、ウクライナ戦争を継続する能力が低下していることを示していると指摘したという。