米NY最小!? 家賃650ドルのアパートにネット驚愕...日本人には驚くほどじゃない?
Internet Stunned by NYC's 'Smallest Apartment' Going For $650 Per Month
billnoll-iStock
<家賃の値上がりが止まらない米ニューヨーク市だが、そこで最小と思われるアパートの一室に暮らす女性が、その部屋を動画で公開した>
一般人の住居を見学する動画をネットで公開している男性が、「ニューヨークで最も小さなアパート」の部屋と、そこに住む女性の声を紹介。「これで十分かも」「値段の割にクール」「閉所恐怖症の私には無理」と、さまざまな反響を呼んでいる。
■【動画】「ニューヨーク最小」アパートの部屋の中を紹介する動画
ケイレブ・シンプソンが自身のTikTokアカウント(@calebwsimpson)に投稿したのは、マンハッタンのミッドタウンにあるアライナ・ランダッツォさんのアパートで、月額家賃は650ドルだという。
シンプソンはYouTubeに見学動画の拡大版を掲載しており、「今日見学するのはニューヨークで一番狭いアパートで、80平方フィート(約7.4平方メートル)、つまり駐車場の大きさだ」と紹介している。全米の賃貸物件を調査するサイト「ズンパー」によると、ニューヨークの1ベッドルームアパートの平均家賃は3975ドルで、1年間で28%上昇したという。
シンプソンのTikTokの動画を見れば、ランダッツォさんのアパートの簡単な「見学」ができる。
狭小スペースに物がギリギリ収まっている
狭小スペースを俯瞰した映像では、ランダッツォさんがキッチンとリビングを兼ねたスペースに入ってくる。ドアが開くと、薄型テレビや音響機器にぶつかりそうだ。そこから1フィート(約30センチ)ほど離れたところに、2口コンロとシングルシンクが垂直に位置している。
次の場面では、部屋の狭さが一目瞭然だ。ランダッツォさんが床に横たわると、頭を玄関ドアにもたれかけた状態で、足がコンロ下のミニ冷蔵庫に余裕で届いてしまう。「5フィート5インチ(約165センチ)で、収まらないんだね」とシンプソンが語りかける。
テレビの向かいには小さなソファがあり、隣にロフトベッドに上がるためのはしごが備え付けられている。「ロフトがこの間取りで一番気に入っている」とランダッツォさん。
部屋に窓はないが、日中は天窓から自然光が入る。バスルームは部屋を出た廊下の先にある。
拡大版の動画では、ランダッツォさんとシンプソンが狭小住宅での生活について語っている。ランダッツォさんは、このアパートに引っ越す前は、高級な高層ビルに住んだこともあるという。