いったい何が? ロシアの政府寄りTV司会者が、傷だらけで番組に出演の「怪」
Putin Ally Appears on Russian State TV Covered in Mysterious Bruises
メディアサイト「デイリー・ビースト」のコラムニスト、ジュリア・デービスの翻訳によれば、ソロビヨフは「ソビエトの強制労働収容所は、管理者たちが収容者の名前を知っていて、収容者たちはソビエトの法律の下に収容所に入れられていた」と説明。「収容者は個人として扱われていた。一方でドイツの強制収容所では、収容者に『個』などなかった」と述べた。
さらに彼は「ソビエトの収容所が目指したのは再教育だった」が、ドイツの強制収容所が「目指したのは人としての収容者を破壊し、ばらばらにすること」だったと主張した。
また8月下旬には、ロシアはNATO全体を相手に戦っているのだと述べ、ロシアは「ウクライナの領土の20%以上」と「ウクライナ市民およそ1000万人をナチス化したウクライナ体制から解放」したと主張した。
一方でソロビヨフは、ロシアの姿勢に混乱も表明している。「西側は急速に、ロシアとのあからさまな対決に向けて動きつつある」と彼は述べ、さらにこう続けた。「失礼のないように言っても、我々の行動は奇妙だと思う。NATOがいずれ我が国と直接的な軍事衝突に衝突するのではないか、という考えが少しでもあるのだろうか?」