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疑惑WHO、人種差別疑惑の葛西氏を休職に ワクチン機密情報の漏洩疑惑も
世界保健機関(WHO)は30日、葛西健・西太平洋地域事務局長を休職としたことを明らかにした。写真は、WHOのロゴ。2021年4月6日にスイス・ジュネーブで撮影。(2022年 ロイター/Denis Balibouse)
世界保健機関(WHO)は30日、葛西健・西太平洋地域事務局長を休職としたことを明らかにした。同氏を巡っては、人種差別的な発言をしたなどと職員が告発していた。
WHO当局者は葛西氏が休職中だと述べたが、詳細は明らかにしなかった。
WHO関係筋2人はロイターに対し、同氏を休職とする決定は職員によるさまざまな告発について現在実施中の調査と関連していると述べた。
AP通信が今年1月に報じたところによると、告発の内容には人種差別的な発言のほか、ワクチンに関する機密データを日本側に漏らした疑いなどが含まれていた。