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キャリアビル・ゲイツが大学一年次の履歴書を公開 「今の人達の方がずっと良い」
REUTERS/JASON LEE
<66歳の彼は、48年前の大学1年生の時に作成した履歴書をビジネスSNS「Linkeedin」で公開。タイプライターの性能の問題で見栄えは現代に劣るため、「私の履歴書より(今の人の方が)ずっと良い」と言うが、その中身は...>
履歴書は単なる書類ではなく、多くの人にとって、人生を変える、やりがいのあるキャリアへの切符となり得るものだ。履歴書の書式、フォント、スタイルは年々進化しているが、その意義は半世紀前も今も変わらない。世界中の人たちにとって、最も重要な文書とも言える。
その希望を体現する人物が自身の履歴書を公開した。世界で最も裕福な人物の一人であるビル・ゲイツだ。
66歳の彼は、48年前の大学1年生の時に作成した履歴書をビジネスSNS「Linkeedin」で公開。億万長者は「あなたが最近卒業した人であろうと大学中退者であろうと、私の履歴書よりずっと良い」と、ユーモアを交え書き添えている。
ゲイツが公開した履歴書にはウィリアム・H・ゲイツとあり、ハーバード大学1年生の時のものだ。のちにマイクロソフトの社長となる青年は、履歴書に、オペレーティングシステムの構造、データベース管理、コンパイラ構築、コンピュータグラフィックスなどの講義を受けたと記している。
また、FORTRAN、COBOL、ALGOL、BASICなど、当時の最先端をいくプログラミング言語すべての経験を有すること。1973年にTRWシステムズ・グループでシステム・プログラマーとして働いた経験、1972年にワシントン州シアトルにあるエリート私立学校レイクサイド・スクールで共同指導者、共同パートナーとして参画した経歴を書いている。
とはいえハーバード大学だ。天才や優秀がわんさか存在することは周知の事実だ。一般人はピカピカの履歴書よりも、目立たない部分に記入された内容が気になってしまう。彼は、身長が約178センチメートルで、体重がわずか約59キログラム......。彼はハーバード大学の新入生でありながら、12,000ドル(約164万円)の給与を記載しており、希望額は「オープン」としていた。
「48年前の12,000ドルの給料は、最近の卒業生にとっては驚くべきものだったでしょう」と、LinkedInのあるコメント投稿者は書き込んだ。