最新記事

セレブリティ

イーロン・マスク、社内恋愛で双子が誕生? お相手はAI専攻の超インテリ幹部

2022年7月7日(木)21時05分
川口陽
イーロン・マスク

51歳でもまだまだ出生率アップに励むイーロン・マスク ロイター/Aly Song

<出生率低下を嘆く富豪は自らせっせと子孫繁栄に励む>

テスラやスペースXのCEOイーロン・マスクに昨年11月、双子の子供が生まれていた。米メディア、ビジネス・インサイダーが報じた。

ツイッター上でのさまざまな発言が話題となるマスクだが、今、彼のツイッターアカウントで最上部に固定されたツイートはアメリカの出生率に関するツイートだ。また5月7日には日本の出生率低下についても触れて「日本はいずれ消滅する」とツイートするなど、子作りへのこだわりが人一倍強いところをみせている。

それもそのはず、マスクは今回明らかになった双子を合わせるとこれまでになんと10人もの子供をもうけている。最初の1人は生まれて10週ですぐ亡くなったため、これで9人の父親というわけだ。

最初の妻ジャスティンとは亡くなった子のあとに、体外受精で双子のグリフィンとザビエル、3つ子のデミアン、サクソン、カイを授かった。このうちザビエルは今年4月に女性へと性転換をして、名前もヴィヴィアン・ウィルソンへと変更している。残念ながら父親との関係については「同居もしていないし、どんな形であれ父親との関係をもちたくない」と語っているという。

超キラッキラッネームで世界中を驚かす

その後、マスクはカナダ人ミュージシャンのグライムスと付き合い、2020年5月に男の子が生まれた。この子供の名前がキラキラネームどころではないブッ飛んだもので世界中をアッと言わせた。その名前が「X AE A-XII(エックス アッシュ エイ トゥエルブ)」。当初は「X Æ A-12」とする予定だった。グライムスはツイッターでこの名前について、

・Xは、未知の変数

・Æは Ai (愛とAI)

・A-12は自分とマスクが大好きな航空機SR-71の先行モデル。武器も防御機能もなく超高速、素晴らしい戦闘能力をもってるけど暴力行為を行わない

・Aは自分の大好きな曲「Archangel」の意味もある

・12には2020年の干支「庚子(かのえね)」の意味も含まれている

と説明していた。

ただ、残念ながらこの名前はカリフォルニア州の規定で受け付けられないということで、XAEA-XIIという名前に落ち着いた。ちなみに普段はただ単に「X」と呼んでいるという。

さらにグライムスとの間に2021年12月に女の子が生まれている。この子の名前は「Exa Dark Sideræl(エクサ・ダーク・サイデリアル)。こちらの意味についてグライムスは、

・Exaは、 スーパーコンピューターの処理能力「exaFLOPS」

・Darkは未知の意味。ダークマターは私たちの宇宙の美しいミステリー

・Siderælは、私たちの身近な地球の時間ではなく、宇宙の真太陽時、星の時間、深宇宙の時間の意味

と説明している。

兄の名前に比べれば一見ごく普通に見える名前だが、意味を説明されるとやはり世間一般には追いつけない意味が込められているようだ。この子について普段は「Y」と呼んでいるという。

今度は社内恋愛で双子を授かる

そして今回明らかになった双子の誕生。母親は脳とコンピュータを連携させるヘルスケアサービスのためマスクが創立した企業「ニューラリンク」の幹部のシボン・ジリス。 2017年5月に同社で働き始めると同時にテスラのAIプロジェクト担当幹部にも起用され、マスクが設立したAI調査会社の取締役も務めている。

エール大学出身のAIのスペシャリストという女性が、マスクとの間に生まれた子にどんな名前をつけたのか気になるところだ。


【映像】イーロン・マスクの話題の恋人を見る

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、米軍制服組トップ解任 指導部の大規模刷

ワールド

アングル:性的少数者がおびえるドイツ議会選、極右台

ワールド

アングル:高評価なのに「仕事できない」と解雇、米D

ビジネス

米国株式市場=3指数大幅下落、さえない経済指標で売
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ウクライナが停戦する日
特集:ウクライナが停戦する日
2025年2月25日号(2/18発売)

ゼレンスキーとプーチンがトランプの圧力で妥協? 20万人以上が死んだ戦争が終わる条件は

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン化」の理由
  • 3
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 4
    1888年の未解決事件、ついに終焉か? 「切り裂きジャ…
  • 5
    飛行中の航空機が空中で発火、大炎上...米テキサスの…
  • 6
    ソ連時代の「勝利の旗」掲げるロシア軍車両を次々爆…
  • 7
    私に「家」をくれたのは、この茶トラ猫でした
  • 8
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 9
    【クイズ】世界で1番マイクロプラスチックを「食べて…
  • 10
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 1
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 2
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される【最新研究】
  • 3
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ...犠牲者急増で、増援部隊が到着予定と発言
  • 4
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 5
    動かないのに筋力アップ? 88歳医大名誉教授が語る「…
  • 6
    朝1杯の「バターコーヒー」が老化を遅らせる...細胞…
  • 7
    7年後に迫る「小惑星の衝突を防げ」、中国が「地球防…
  • 8
    墜落して爆発、巨大な炎と黒煙が立ち上る衝撃シーン.…
  • 9
    ビタミンB1で疲労回復!疲れに効く3つの野菜&腸活に…
  • 10
    「トランプ相互関税」の範囲が広すぎて滅茶苦茶...VA…
  • 1
    週刊文春は「訂正」を出す必要などなかった
  • 2
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる唯一の方法
  • 3
    【一発アウト】税務署が「怪しい!」と思う通帳とは?
  • 4
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」…
  • 5
    「健康寿命」を延ばすのは「少食」と「皮下脂肪」だ…
  • 6
    1日大さじ1杯でOK!「細胞の老化」や「体重の増加」…
  • 7
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 8
    戦場に「北朝鮮兵はもういない」とロシア国営テレビ.…
  • 9
    有害なティーバッグをどう見分けるか?...研究者のア…
  • 10
    世界初の研究:コーヒーは「飲む時間帯」で健康効果…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中