【映像】ロシアの地対空ミサイル、Uターンして発射地点へ?
The Sun-YouTube
<発射直後、突如軌道を変えたミサイルは元の場所に逆戻りしているように見えるが...>
ロシアの防空システムのミサイルが空中で軌道を変え、発射地点に引き返すように見える動画がソーシャルメディア上で話題となっている。
金曜に地元メディアが報じたところによると、映像はウクライナ東部のルハンスク(ルガンスク)州アルチェフスクで撮影されたもので、発射されたミサイルの1つが急旋回し、元の場所の辺りに落下していくのが分かる。着弾時には大きな爆発が起こり、夜空に火花が広がる様子が捉えられた。
国営通信社ウクルインフォルムによれば、この映像はテレグラムのチャンネル「Kyiv Operative」を通じて最初に公開されたという。
一方、アメリカのファクトチェックサイト「スノープス」は、このミサイルが発射地点に着弾していない可能性について複数の動画を用いて検証している。同じミサイルを別の場所から撮影したとされる3つの動画を照合すると、「ブーメラン」のように見えていたのはカメラのアングルによる効果であり、元の場所から離れたところに落下していることが分かった。(同サイトは引き続きこのミサイルに関するより正確な情報、写真・映像を探し、調査を進めている)
現在、アルチェフスクは親ロシア派の分離主義勢力の占領下にある。この爆発による被害状況は明らかになっていない。