最新記事

ウクライナ

【映像】ウクライナ訪問のアンジェリーナ・ジョリー、空襲警報で避難

2022年5月2日(月)18時25分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
避難するアンジェリーナ・ジョリー

リビウの鉄道駅から避難するアンジェリーナ・ジョリー(4月30日) Lviv.Media via REUTERS

<サイレンが鳴り響くリビウの街にアンジェリーナ・ジョリーの姿が>

アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーが、訪問先のウクライナ西部の都市リビウで、安全な場所へと逃れる最中の映像がネット上で話題になっている。

ロイター通信によると、ジョリーは土曜にリビウを訪問。避難民やボランティアの人々と面会したという。英調査報道グループ「べリングキャット」のジャーナリスト、クリスト・グロゼフが土曜にツイッターに投稿した動画は(2日の時点で)すでに21万回以上再生されている。

動画には、駅舎から出てきたジョリーと同行者らが足早にどこかへ向かう様子が記録されている。空襲警報のサイレンが鳴り続けているのも分かる。途中、一人の男性がジョリーに近づき、セルフィーする一幕も。また「怖い?」と尋ねる男性に対し、ジョリーは「いいえ」と回答。

本誌はこのビデオがいつ撮影されたのか、一行が本当にシェルターを目指していたのか、独自に確認することができていない。別の動画には、ジョリーが自動車に乗り込む場面も映っている。

スカイニュースによれば、ジョリーは3月にもローマを訪れ、戦禍を逃れたウクライナの子供たちが入院する小児病院に足を運んでいる。この訪問でジョリーは、患者の子供たちに話しかけたり、世話をする医師や看護師とも面会した。

ユニセフ(国際連合児童基金)によると、4月21日時点でウクライナ難民は510万人以上となり、そのうち約半数が子供だという。

kawatobook20220419-cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス) ニューズウィーク日本版コラムニストの河東哲夫氏が緊急書き下ろし!ロシアを見てきた外交官が、ウクライナ戦争と日本の今後を徹底解説します[4月22日発売]

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザで戦争犯罪容

ビジネス

貿易分断化、世界経済の生産に「相当な」損失=ECB

ビジネス

米中古住宅販売、10月は3.4%増の396万戸 

ビジネス

米新規失業保険申請は6000件減の21.3万件、4
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:超解説 トランプ2.0
特集:超解説 トランプ2.0
2024年11月26日号(11/19発売)

電光石火の閣僚人事で世界に先制パンチ。第2次トランプ政権で次に起きること

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人はホームレスをどう見ているのか? ルポに対する中国人と日本人の反応が違う
  • 2
    Netflix「打ち切り病」の闇...効率が命、ファンの熱が抜け落ちたサービスの行く末は?
  • 3
    「1年後の体力がまったく変わる」日常生活を自然に筋トレに変える7つのヒント
  • 4
    【ヨルダン王室】生後3カ月のイマン王女、早くもサッ…
  • 5
    NewJeans生みの親ミン・ヒジン、インスタフォローをす…
  • 6
    元幼稚園教諭の女性兵士がロシアの巡航ミサイル「Kh-…
  • 7
    ウクライナ軍、ロシア領内の兵器庫攻撃に「ATACMSを…
  • 8
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 9
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 10
    若者を追い込む少子化社会、日本・韓国で強まる閉塞感
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査を受けたら...衝撃的な結果に「謎が解けた」
  • 3
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り捨てる」しかない理由
  • 4
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参…
  • 5
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 6
    アインシュタイン理論にズレ? 宇宙膨張が示す新たな…
  • 7
    沖縄ではマーガリンを「バター」と呼び、味噌汁はも…
  • 8
    クルスク州の戦場はロシア兵の「肉挽き機」に...ロシ…
  • 9
    メーガン妃が「輝きを失った瞬間」が話題に...その時…
  • 10
    中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制…
  • 1
    朝食で老化が早まる可能性...研究者が「超加工食品」に警鐘【最新研究】
  • 2
    北朝鮮兵が「下品なビデオ」を見ている...ロシア軍参加で「ネットの自由」を得た兵士が見ていた動画とは?
  • 3
    外来種の巨大ビルマニシキヘビが、シカを捕食...大きな身体を「丸呑み」する衝撃シーンの撮影に成功
  • 4
    朝鮮戦争に従軍のアメリカ人が写した「75年前の韓国…
  • 5
    自分は「純粋な韓国人」と信じていた女性が、DNA検査…
  • 6
    北朝鮮兵が味方のロシア兵に発砲して2人死亡!? ウク…
  • 7
    「会見拒否」で自滅する松本人志を吉本興業が「切り…
  • 8
    足跡が見つかることさえ珍しい...「超希少」だが「大…
  • 9
    モスクワで高層ビルより高い「糞水(ふんすい)」噴…
  • 10
    ロシア陣地で大胆攻撃、集中砲火にも屈せず...M2ブラ…
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中