ウクライナ、趣味用ドローン数百台が偵察作戦で活躍
2022年3月11日(金)18時50分
DJIは警察や航空当局などでの活用を念頭に、ドローンの制御信号を検知する技術「AeroScope」を提供している。戦場での使用は想定外だったとみられるが、中国側あるいはロシア軍がこの技術を通じ、ウクライナ側操縦者の位置を把握することも技術的には可能だ。
さらには、ロシア側が操縦信号を妨害するジャミングを行なった場合、ドローンは制御を失うことになる。ただし現状でロシア軍には、妨害電波を発する機器を展開するまでの余裕はないとの見方がある。
ドローンの活用は、それまで個人の趣味のアイテムに過ぎなかった製品を柔軟な発想で活用し、侵略に抵抗しようとする試みだ。実際に敵部隊の発見にも至っており、少なくとも現在のところ、かなり効果的に機能しているようだ。
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