ウクライナでスターリンク衛星通信が提供開始 イーロン・マスクへの要請からわずか10時間半で
2022年3月1日(火)18時20分
ウクライナと国境を接するルーマニアのニュースメディア『ZMEサイエンス』は、「この技術は自然災害や人災が生じた際のバックアップとしても機能する。まさに今、ウクライナで起きているように」と指摘する。
記事は「衛星軽油のインターネットアクセスにより、ウクライナを地球規模のインターネットから切り離そうとするロシアの試みを阻止することができるかもしれない」とも述べている。少なくとも通信という面では、ロシアの攻勢に対する有効な回避手段となりそうだ。
スターリンク衛星通信網は、今年1月のトンガの噴火後にも災害復旧を支援した。英スカイニュースによると災害発生から5週間後には本島の通信が復旧したが、その後離島の海底ケーブルが復旧するまでのあいだ、スターリンクによる通信網が遠隔地の人々にサービスを提供している。
紛争や災害時などにおける衛星通信の強みが、あらためて強調する結果となっているようだ。
今、あなたにオススメ
WorldVoice
PICK UP
新着