最新記事

ウクライナ

【動画】タバコをくわえ、素手で地雷を撤去するウクライナ人男性

2022年2月28日(月)18時05分
川口陽
タバコをくわえ、素手で地雷を撤去するウクライナ人男性

(動画は本文内で再生できます) WarLeaks-Military Blog-YouTube

<市民の勇敢な行動が連日タイムライン上で話題に>

ロシアの侵略に対して、ウクライナの市民が自分たちの役割を果たす姿を紹介する投稿が連日ソーシャルメディア上でシェアされている。南東部のベルジャンスクで撮影された動画もその一つだ。

タバコをくわえた男性が地雷と思われるものを両手で持ち、慎重に歩く姿が話題になっている。38秒のこの映像は、男性が道路を横切り、人気のない森の中にそれを運んでいくところで途切れている。

動画をツイートしたニュー・ボイス・オブ・ウクライナの紹介によると、この男性は地雷を発見すると、爆発物処理班を待つことなく、命がけで地雷を除去し、ウクライナ軍の道を確保することに貢献したという。デイリー・メール紙は、動画に映っているのは対戦車地雷だと報じている。

この映像は(28日16時の時点で)185万回以上再生されているが、すでに多くのアカウントに拡散され、実際にはさらに多くのユーザーが視聴している。

ただし他のアカウントによると、男性が軍のために地雷を撤去したかは分かっていないようだ。混乱下にある現地からの投稿に世界が注目する中、最も話題となっているのは「キエフの亡霊」だ。

戦闘初日、ウクライナの戦闘機パイロットが単独で6機のロシア戦闘機を撃墜し、21世紀最初のエースパイロット(5機の敵機を撃墜したパイロットに与えられる称号)になったとされている。

このパイロットの実在については今のところ定かでなく、タイムライン上では「都市伝説」と見る向きもある。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル、イラン核施設への限定的攻撃をなお検討=

ワールド

米最高裁、ベネズエラ移民の強制送還に一時停止を命令

ビジネス

アングル:保護政策で生産力と競争力低下、ブラジル自

ワールド

焦点:アサド氏逃亡劇の内幕、現金や機密情報を秘密裏
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプショック
特集:トランプショック
2025年4月22日号(4/15発売)

大規模関税発表の直後に90日間の猶予を宣言。世界経済を揺さぶるトランプの真意は?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇した「透けレギンス」投稿にネット騒然
  • 2
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?...「偽スーパーフード」に専門家が警鐘
  • 3
    【クイズ】売上高が世界1位の「半導体ベンダー」はどこ? ついに首位交代!
  • 4
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 5
    「100歳まで食・酒を楽しもう」肝機能が復活! 脂肪…
  • 6
    【渡航注意】今のアメリカでうっかり捕まれば、裁判…
  • 7
    「2つの顔」を持つ白色矮星を新たに発見!磁場が作る…
  • 8
    『職場の「困った人」をうまく動かす心理術』は必ず…
  • 9
    トランプが「核保有国」北朝鮮に超音速爆撃機B1Bを展…
  • 10
    300マイル走破で足がこうなる...ウルトラランナーの…
  • 1
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜け毛の予防にも役立つ可能性【最新研究】
  • 2
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ? 1位は意外にも...!?
  • 3
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最強” になる「超短い一言」
  • 4
    しゃがんだ瞬間...「えっ全部見えてる?」ジムで遭遇…
  • 5
    あなたには「この印」ある? 特定の世代は「腕に同じ…
  • 6
    パニック発作の原因とは何か?...「あなたは病気では…
  • 7
    中国はアメリカとの貿易戦争に勝てない...理由はトラ…
  • 8
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 9
    「生はちみつ」と「純粋はちみつ」は何が違うのか?.…
  • 10
    動揺を見せない習近平...貿易戦争の準備ができている…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 6
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 7
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 8
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 9
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 10
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中