スティーブ・バノンの盟友、恥知らずの中国系億万長者・郭文貴が自己破産
Bannon’s Billionaire Backer Guo Reveals He’s Bankrupt
バノンと郭は2017年にバノンがトランプ政権を追われて以来、手を組んできた。郭はバノンのメディア事業に出資し、亡命中国人らを顧問につけた。
郭が所有する財団はGettrの運営も支援している。
郭がGettrで公開した破産申請の書類では、彼の個人資産は5万〜10万ドルで、50〜99人の債権者がこれを分け合うことになるとされている。
当然ながら、債権者がこの資産額をすんなり認めるはずがない。
郭はニューヨークの高級住宅地アッパー・イーストサイドに豪華マンションの最上階のペントハウスを所有。これだけでも何百万ドルもの価値があるが、本人はヨットと同様、自分個人の所有ではないと言い張っている。
郭は2014年に中国から逃亡。渡米後すぐに中国共産党批判を開始して、タカ派の中国系アメリカ人に多大の影響力を持つ政治コメンテーターとなった。
しかしアメリカに亡命した中国人の人権活動家らは、自分たちの大義を盗み、悪用しているとして、郭の言動に批判的だ。
郭は2月13日にGettrでライブ配信を行い、自分は「何であれ、政治には全く関心がなく、ただただ中国共産党を倒したいだけだ」と主張した。
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