最新記事

英王室

「夜には妻にジントニックを」、ウィリアム王子の愛に溢れた日常

Prince William Serves Wife Kate Middleton 'Gin-And-Tonic' After Putting Kids To Bed

2021年12月18日(土)16時46分
キャサリン・アルメシン
ウィリアム王子夫妻

Peter Nicholls-REUTERS

<3人の子供と過ごす時間と同様に、夫婦として過ごす時間も大切にしているという英ウィリアム王子とキャサリン妃の愛に溢れた日常>

結婚から10年がたつ今も、英ウィリアム王子とキャサリン妃の夫妻は強い絆で結ばれているようだ。2人は協力して8歳のジョージ王子、6歳のシャーロット王女、3歳のルイ王子の子育てに取り組んでおり、忙しく公務をこなしながらも、学校へのお迎えなど子供と過ごす時間を可能な限り多く作っているという。

ウィリアム王子は、「シャーロットとジョージは毎朝のように(目覚めの音楽として)何の曲を流すかで大げんかになる」と、家庭での様子を語っている。また夫妻は子供たちを積極的に外に連れ出し、自転車に乗って遊んだりするのを楽しんでいる。ある関係者は「ケイトは普通の生活を送ることを好んでいる」と語る。

それと同時に2人は今も、「夫婦」としての時間も大切にしているようだ。米ピープル誌の記事で2人の友人だという人物は、ウィリアム王子は子供を寝かしつけた後、「ケイトのためにジントニックを作ってあげている」と語っている。「彼らはそれぞれの方法で、互いを気に掛けている」

2人は王室の行事については一緒に出席することが多いが、別々に特定のイベントに参加することもある。そうした公務についても、2人は互いに支え合っているとされる。

王室カメラマンであるクリス・ジャクソンは、キャサリン妃は夫のことを「明らかに心から誇りに思っている」と語る。ウィリアム王子が創設した環境問題を取り組む人を評価する「アースショット賞」の10月の授賞式に参加したキャサリン妃の様子からも、そのことははっきり感じられたという。

一方のウィリアム王子も、12月にウェストミンスター大聖堂で妻が初めて主催したクリスマスコンサートを支援するため、このイベントに参加している。

弟夫婦はクリスマス行事も不参加

クリスマス休暇の時期には、夫妻は女王などロイヤルファミリーとともに王室の私邸サンドリンガム・ハウスで過ごすのが慣例となっている。今年もその習慣は変わらないが、ウィリアムの祖父であるフィリップ殿下のいない最初のクリスマスとなる。

一方、ウィリアムの弟であるヘンリー王子とその妻メーガン妃が、休暇のためにサンドリンガムにやって来る可能性は低い。そのつもりならすでに王室に連絡があるはずだが、そうした情報はまだないとされる。

「一家のクリスマスのためには多くの計画と準備が必要となる。つまり、スタッフたちは当然、ヘンリーとメーガンが来ないことをもう知っているということだ」と、情報筋は語っている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国最大野党の李代表に逆転無罪判決、大統領選出馬に

ビジネス

独VWの筆頭株主ポルシェSE、投資先の多様化を検討

ビジネス

日産、25年度に新型EV「リーフ」投入 クロスオー

ビジネス

通商政策など不確実性高い、賃金・物価の好循環「ステ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
特集:まだ世界が知らない 小さなSDGs
2025年4月 1日号(3/25発売)

トランプの「逆風」をはね返す企業の努力が地球を救う

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き詰った「時代遅れ企業」の行く末は?【アニメで解説】
  • 2
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 3
    【独占】テスラ株急落で大口投資家が本誌に激白「取締役会はマスクCEOを辞めさせろ」
  • 4
    「トランプが変えた世界」を30年前に描いていた...あ…
  • 5
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 6
    トランプ批判で入国拒否も?...米空港で広がる「スマ…
  • 7
    「悪循環」中国の飲食店に大倒産時代が到来...デフレ…
  • 8
    【クイズ】アメリカで「ネズミが大量発生している」…
  • 9
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 10
    老化を遅らせる食事法...細胞を大掃除する「断続的フ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛ばす」理由とは?
  • 3
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山ダムから有毒の水が流出...惨状伝える映像
  • 4
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 5
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
  • 6
    「低炭水化物ダイエット」で豆類はNG...体重が増えな…
  • 7
    「テスラ離れ」止まらず...「放火」続発のなか、手放…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    【クイズ】世界で2番目に「レアアース」の生産量が多…
  • 10
    古代ギリシャの沈没船から発見された世界最古の「コ…
  • 1
    中国戦闘機が「ほぼ垂直に墜落」する衝撃の瞬間...大爆発する機体の「背後」に映っていたのは?
  • 2
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 3
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 4
    「さようなら、テスラ...」オーナーが次々に「売り飛…
  • 5
    「一夜にして死の川に」 ザンビアで、中国所有の鉱山…
  • 6
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 7
    「今まで食べた中で1番おいしいステーキ...」ドジャ…
  • 8
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 9
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 10
    テスラの没落が止まらない...株価は暴落、業績も行き…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中