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「オミクロン株、20カ国226例確認 重症化リスクの判断は尚早」=ファウチ氏

2021年12月1日(水)10時18分
バイデン政権のファウチ首席医療顧問

米政権のファウチ首席医療顧問は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」について、30日朝時点で世界20カ国で226症例が確認されたと明らかにした。7月撮影(2021年 ロイター/Stefani Reynolds)

米政権のファウチ首席医療顧問は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」について、30日朝時点で世界20カ国で226症例が確認されたと明らかにした上で、米国ではまだ検出されていないと述べた。

さらに、オミクロン株が重症化につながるかどうかを判断することは時期尚早とした上で、南アフリカからの暫定情報は、オミクロン株感染による特異な症状の発症を示していないと述べた。

ワクチン接種によって、変異株に対する「一定の防御があると期待する正当な理由がある」とした上で、「ワクチン未接種者にはワクチンの接種を、ワクチン接種を終えている人には追加接種(ブースター接種)を受けるよう」呼び掛けた。

これまでに12歳以上の米国民の約69%がワクチン接種を完了している。

また、米国が世界全体のワクチン普及に向けて十分な行動を取っているかという質問に対しては、米国は他国よりも多くの措置を講じてきたと述べた上で、アフリカ南部などでのワクチン接種がロジスティック上困難な状況と説明した。

米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、米国では依然としてデルタ株の感染が主流と指摘。さらに、渡航者らに対する検査を厳格化し、出発前検査をフライトに近い時間帯に義務付ける案や到着後の追加検査を実施する案を検討していると明らかにした。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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