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電車内のレイプを米通勤客は見て見ぬふり それどころかスマホ撮影も

Bystanders Who Possibly Recorded Woman's Rape on Commuter Train Could Face Charges

2021年10月20日(水)16時48分
ゾーエ・ストロズースキ

宣誓供述書によれば、ノイは午後9時15分に列車に乗り込み、その約1分後に女性の隣に座った。監視カメラの映像には、男が約9時52分ごろに女性のズボンを脱がせるまで、女性が男を何度も押しのける様子が映っていた。

ベルンハルトによれば、警官がSEPTAで最も混みあうマーケット・フランクフォード線の69丁目駅に到着したのは10時ごろだった。

列車が駅を通り過ぎる際にそばにいたSEPTAの職員は、電車に乗っている女性の様子が「どこかおかしい」と警察に通報した。

SEPTAの交通警官は次の駅で電車の到着を待って車内に踏み込み、女性を発見し、ノイを女性から引き離して逮捕した。女性は病院に運ばれた。

裁判所の文書によると、女性はノイにあっちに行ってと頼んだが、無視されたと警察に話した。

ノイは警察に対して、被害者とは知り合いだと主張したが、女性の名前を思い出すことができなかった。それでも二人は合意の上で出会ったと言い張った。

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