2匹の挙動不審なドーベルマン、植木鉢を倒したのはどっち?
散らかしたら、しっかり反省!(写真はイメージです) cassp-iStock
<「こんなに分かりやすい罪悪感の表れはない」と話題に>
目に入ったものは何でも食べ、隙あらば家の中を荒らす。犬は何かと騒々しい動物だ。
ただ、彼らが得意なのは散らかしたり混乱させることだけでなく、反省するのもまた上手なのである。自分が悪いことをしたと分かっていて、許しを乞うためにひれ伏すことも珍しくない。
2匹のドーベルマンの飼い主であるアンバーリー・ザモラがTikTokに公開した映像を見れば、いたずらした後の犬がどんな表情を見せるのかがよく分かる。
@amberlyzamora Let's take a vote. Who did it? Zia or Storm? #doberman #dobie #dobermans_of_tiktok #guilty #pamthepalm #petsoftiktok #troublemakers
original sound - Amberly Zamora
映像にはまず、1匹のドーベルマン「ジア」が登場する。
「ジア、あなただったの? あなたが倒したの?」
飼い主に問いただされたジアは、信じられないほど分かりやすく動揺している。必死に何かを訴えようとしているのか、あるいは隠しているのか。気まずそうに体を動かしては短く鳴き、顔を背けてしまう。
ジアの視線の先には倒れたプランターがあり、その反対側には、もう1匹のドーベルマン「ストーム」の姿が。
「ストームだったの? ストームが倒したの?」
飼い主から尋ねられると、その意味を理解しているものの、どうしていいのか分からないまま、その場をやり過ごそうとしているように見える。動きの遅さはまるでカタツムリのようで、そのまま警察に出頭するのではないかというほど消沈している。
このショートクリップは8月末に公開されて以来、1200万回以上の再生回数を記録。
「投票しましょう。やったのは誰? ジア? ストーム?」
ザモラのこの問いかけに、コメント欄のユーザーは大いに盛り上がっている。
「こんなに分かりやすい罪悪感の表れはない」として、ストーム派が圧倒的に多い。しかし、なかにはジアを「密告者のようだ」と疑う声もある。
「ジアは完全にストームを犯人に仕立てた」
「ストームの動きは遅すぎるから何も倒せやしない」
「ストームはスローモーションで動いているので存在していない。ということで、ストームでないことは確か」というジョークも。
中立派の意見も支持を集めている。
「窓が開いていて、風がプランターを倒したんだと思う。だから、犬たちには何かおやつをあげて」
ついには平和的な「出口」案まで飛び出してしまうのだから、やはり犬の思う壺なのかもしれない。