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2匹の挙動不審なドーベルマン、植木鉢を倒したのはどっち?

2021年10月7日(木)17時10分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部
ドーベルマン

散らかしたら、しっかり反省!(写真はイメージです) cassp-iStock

<「こんなに分かりやすい罪悪感の表れはない」と話題に>

目に入ったものは何でも食べ、隙あらば家の中を荒らす。犬は何かと騒々しい動物だ。

ただ、彼らが得意なのは散らかしたり混乱させることだけでなく、反省するのもまた上手なのである。自分が悪いことをしたと分かっていて、許しを乞うためにひれ伏すことも珍しくない。

2匹のドーベルマンの飼い主であるアンバーリー・ザモラがTikTokに公開した映像を見れば、いたずらした後の犬がどんな表情を見せるのかがよく分かる。

映像にはまず、1匹のドーベルマン「ジア」が登場する。

「ジア、あなただったの? あなたが倒したの?」

飼い主に問いただされたジアは、信じられないほど分かりやすく動揺している。必死に何かを訴えようとしているのか、あるいは隠しているのか。気まずそうに体を動かしては短く鳴き、顔を背けてしまう。

ジアの視線の先には倒れたプランターがあり、その反対側には、もう1匹のドーベルマン「ストーム」の姿が。

「ストームだったの? ストームが倒したの?」

飼い主から尋ねられると、その意味を理解しているものの、どうしていいのか分からないまま、その場をやり過ごそうとしているように見える。動きの遅さはまるでカタツムリのようで、そのまま警察に出頭するのではないかというほど消沈している。

このショートクリップは8月末に公開されて以来、1200万回以上の再生回数を記録。

「投票しましょう。やったのは誰? ジア? ストーム?」

ザモラのこの問いかけに、コメント欄のユーザーは大いに盛り上がっている。

「こんなに分かりやすい罪悪感の表れはない」として、ストーム派が圧倒的に多い。しかし、なかにはジアを「密告者のようだ」と疑う声もある。

「ジアは完全にストームを犯人に仕立てた」

「ストームの動きは遅すぎるから何も倒せやしない」

「ストームはスローモーションで動いているので存在していない。ということで、ストームでないことは確か」というジョークも。

中立派の意見も支持を集めている。

「窓が開いていて、風がプランターを倒したんだと思う。だから、犬たちには何かおやつをあげて」

ついには平和的な「出口」案まで飛び出してしまうのだから、やはり犬の思う壺なのかもしれない。

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