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台湾情勢

台湾・尖閣への中国侵攻に、米軍と自衛隊はどう備えるべきか

POSSIBLE WAR OVER TAIWAN

2021年9月14日(火)17時30分
スコット・ハロルド(米ランド研究所上級研究員)、森 聡(法政大学教授)

このアプローチを取る場合、日本の長距離通常ミサイル増強を真剣に検討する必要がある。

まず、射程1000キロ以上のトマホーク巡航ミサイル、次いで射程2000キロ以上の中距離弾道ミサイル、最後に同射程の極超音速兵器の導入が考えられる。日本はまた、12式地対艦誘導弾を改良して射程1000キロの長距離巡航ミサイルを開発する現在の計画を継続しようとするだろう。

こうした反撃能力の強化を進めるには、日米同盟における従来の役割、任務、能力を見直す必要があるかもしれない。同盟とは、ライバルからの圧力に応じて進化するものだ。

中国が同盟国やパートナー、日米の利害と価値観に武力攻撃を加えようとした場合、それを確実にはね返すか、中国が受け入れ不能なコストを課せるだけの戦力をどのように開発・配備するか。

中国の台湾侵攻に対する日米同盟の信頼性は、そこに懸かっている。

From thediplomat.com

(本誌9月21日号は「歴史で読み解く台湾情勢」特集。歴史・文化・軍事・技術から「世界一危険な場所」台湾の地域情勢を解き明かす)

【話題の記事】アメリカの「台湾代表処」設置に中国は「衝突も辞さず」

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