最新記事

動物

【動画】ハイイログマと超至近距離で遭遇、「完璧な対応」で全員無事!

Massive Alaskan Grizzly Bear Gets Within Feet of Bystanders in Video Viewed 10M Times

2021年8月6日(金)18時00分
アナベル・ドリナー
ハイイログマ遭遇のTikTok動画

巨大なクマがぞっとするほどすぐ近くに! @mrsb111-TikTok

<目と鼻の先を巨大なクマが歩き回るも、落ち着いた声で話し掛け続けたTikTok動画が話題に>

米アラスカ州を旅行中のグループが、森の中で巨大なハイイログマに至近距離で遭遇した動画が、大きな注目を集めている。

すぐ目の前をハイイログマが歩いているという恐ろしい状況だったが、グループは国立公園局の定めるガイドラインに従って完璧な対応をしたようだ。

問題の動画は、8月3日に@mrsb111が動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に投稿。動画はすぐにバズり、再生回数は驚きの1060万回(本記事の執筆時点)を超えて、現在も増え続けている。

動画(下)は最初、アラスカの森の景色を映し出しており、低く落ち着いた声で「やあ、ビッグボーイ」と繰り返す男性の声が入っている。さらにグループの別のメンバーが「マズい」と小さく囁いているらしい声も聞こえてくる。

そこに画面左側からゆっくりと、ハイイログマがやってくる。クマは立ちすくむ4人の、ぞっとするほどすぐ近くまで来るが、そのまま彼らの前を通り過ぎて数メートル先で足を止め、くるりと体の向きを変えると、同じ道を歩いて帰っていく。

その間ずっと、同じ人物の声が、一定の抑えた調子で「やあ、クマさん」とクマに話しかけ続けている。

@mrsb111

Incredible trip to Alaska we happen to encounter a bear walking right in front of us fortunately my seaplane captain kept everyone calm

original sound - MrsB111

コメント欄にはジョークや独自解説も

動画を投稿したTikTokユーザーの@mrsb111は、動画に添えた短い文章で「アラスカ旅行での信じられないような体験」と書き、当時の状況について簡単に説明している。

「突然現れたクマが、私たちの目の前を歩いていった。幸いにも水上飛行機の操縦士が、みんなを落ち着かせてくれた」

この投稿には160万もの「いいね」がつき、3万1000近いコメントが寄せられている。動画をネタにみんなが楽しんでいる様子が伝わってくる。

「ここでどうするのが正しいことなのか分からない。でも自分だったら思わずちびるだろうし、それが間違いなのはなんとなく分かる」と嘆く人。

「可愛いクマだ。トイレットペーパーを探しているんだな」と冗談を言う人。

グループに近づいてきたハイイログマは、別の動物と争ったばかりだったのではないかと指摘する者もいる。

あるユーザーは「背中の傷跡から察するに、このクマは別のクマ、あるいはもっと体の大きな動物との争いを終えたところだった」と解説してみせる。「それで新しい縄張りを探しているんだ」

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

ロイターネクスト:米第1四半期GDPは上方修正の可

ワールド

バイデン氏、半導体大手マイクロンへの補助金発表 最

ビジネス

米国株式市場=下落、予想下回るGDPが圧迫

ワールド

中国の対ロ支援、西側諸国との関係閉ざす=NATO事
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 3

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP非アイドル系の来日公演

  • 4

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 5

    未婚中高年男性の死亡率は、既婚男性の2.8倍も高い

  • 6

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 7

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    やっと本気を出した米英から追加支援でウクライナに…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこ…

  • 7

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 8

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 9

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中