最新記事
少子化対策
中国、営利目的の個別学習指導を禁止 家計負担軽減で少子化対策
2021年7月26日(月)09時17分
中国は、少子化につながっている家計の負担を軽減するため、学校の主要教科で営利目的の個別学習指導を禁止する。国営の新華社が24日に伝えた。広東省深センで4月20日撮影(2021年 ロイター/David Kirton)
中国は、少子化につながっている家計の負担を軽減するため、学校の主要教科で営利目的の個別学習指導を禁止する。国営の新華社が24日に伝えた。
ロイターは23日に明らかになった政府文書を引用し、この方針を受けて関連企業の株価が急落したと報じていた。
新華社によると、中国国務院(内閣に相当)が定めた規則の下、同セクターへの海外からの投資が禁止される。
カリキュラムに基づく個別学習指導機関は、上場やその他の資本関連活動を通じた資金調達が禁止され、上場企業がこれらの機関に投資することも認められなくなる。
この措置は、家計負担を3年以内に「大幅に」削減することが狙いという。
[ロイター]
Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
【話題の記事】
・三人っ子政策に中国国民の反応は冷ややか 「二人目さえ欲しくない」理由
・政府の都合に合わせて国民が子供を産む中国、少子化の先の未来は?