「無駄に性的」罰金覚悟でビキニ拒否のノルウェー女子ビーチハンド代表
国際ハンドボール連盟の規定が議論を呼んでいる(写真は2018年の世界ビーチハンドボール選手権決勝戦で国歌斉唱をするノルウェーの選手たち) IMF-YouTube
<選手たちは服装規定と罰金を知りながら行動に移した>
ビーチハンドボール欧州選手権に出場したノルウェー女子代表選手たちが、ビキニの代わりにバイカーショーツのような短パンを着用したことで罰金を科された。
18日、銅メダルをかけて行われたスペインとの試合に選手たちは短パンで出場。
The Norwegian beach volleyball girls wanted to play in these shorts instead of in bikini bottoms which they found too revealing but were threatened by the EC tournament organizer with fines if they wore anything covering more than 10cm of their butts pic.twitter.com/LHSxXz91CM
— Tradia (@amalieskram) July 15, 2021
国際ハンドボール連盟(IHF)の服装規定によると、女子選手は胸の部分が大きく開いたスポーツブラとビキニボトムを着用しなければならない。選手権の公式ウェブサイトにも、試合でショートパンツを着用した選手には罰金が科されると記載されていた。
選手たちはこうした規定と罰金について承知の上で試合に臨んだ。「無駄に性的で不快な気分にさせるビキニではなく、太ももまであるショーツでプレーしたかった」という。
That is just ridiculous!!!! https://t.co/vMXsMliab1
— Martina Navratilova (@Martina) July 17, 2021
世界的に物議を醸しているこの件について、女子テニス界の伝説的プレーヤーのマルチナ・ナブラチロワ氏も「馬鹿げている」とツイートしている。