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医療中外製薬、新型コロナ治療の抗体カクテル療法に厚労省が特例承認
中外製薬は7月19日、新型コロナウイルス感染症の治療薬「抗体カクテル療法」について、厚生労働省から特例承認を取得したと発表した。軽度から中等度の治療薬として承認された。2014年8月、都内で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai )
中外製薬は19日、新型コロナウイルス感染症の治療薬「抗体カクテル療法」について、厚生労働省から特例承認を取得したと発表した。軽度から中等度の治療薬として承認された。
抗体カクテル療法は、2種類のウイルス中和抗体を組み合わせるもので、中外薬は昨年12月、提携先のスイスのロシュから日本での開発権と独占的販売権を取得した。中外薬は今年5月、この療法が薬事承認された場合、日本政府が調達することで合意したと発表した。
中外薬は、日本政府との合意により2021年分は確保されており、速やかな供給に向けて引き続き政府と連携していくとしている。
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