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ドイツポストメルケル狙う緑の党ベーアボック党首への信頼感が急落 経歴詐称疑惑などで
次期ドイツ首相候補として9月26日の連邦議会選挙(総選挙)に出馬を表明している環境政党「緑の党」のアンナレーナ・ベーアボック共同党首(写真)について、国民の過半数が信頼できないと考えていることが分かった。写真はベルリンで6月撮影(2021年 ロイター/Annegret Hilse)
次期ドイツ首相候補として9月26日の連邦議会選挙(総選挙)に出馬を表明している環境政党「緑の党」のアンナレーナ・ベーアボック共同党首について、国民の過半数が信頼できないと考えていることが分かった。
次の女性首相を目指すベーアボック党首が4月に選出された際には、緑の党の支持率は一時上昇したが、ここ数週間は地方選惨敗に加え、自身のクリスマス賞与申告漏れや経歴詐称疑惑から急落している。
さらに、盗作に関する調査を行なっているウェブサイトは今週、ベーアボック氏が最近出版した政策案に関する書籍の中で、出典を注記せずに引用を行なったと主張している。
党は疑惑を否定し、名誉棄損関連訴訟で知られる弁護士を起用。党広報は、ベーアボック氏のイメージを壊そうとする行為だと批判した。
ビルト紙の委託で世論調査会社Insaが実施した調査では、ベーアボック氏は信頼できるとの回答は全体の23.2%、信頼できないとの回答は58.4%だった。
現在は、大半の世論調査でメルケル首相率いる保守連合の支持率が緑の党を8─10%ポイント上回っている。
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