ヘンリー王子夫妻に女の子誕生 名前にこめた亡き母への想いと王室への未練
Lilibet Name Meaning as Queen's Nickname Honored by Meghan and Harry
ダイアナ元妃は離婚後の97年にパリで交通事故死。母の死はハリー王子と兄のウィリアム王子の人生に大きな影を落とした。
ヘンリーはアップルの動画配信サービス「アップルTVプラス」のドキュメンタリー番組「あなたに見えない、私のこと オプラ・ウィンフリー&ヘンリー王子」を司会者のオプラ・ウィンフリーと共同製作。その中でヘンリーは、母の葬儀の際、ロンドンの群衆が見守る中、棺の後ろを兄とともに歩いた時のことを語っている。
「何より強く記憶に残っているのは、れんがの道を進む馬のひづめの音だ。この時点まで、私たちはどちらもショック状態にあった」とヘンリーは述べた。
「自分(の心)が体の外に出てしまったみたいだった。ただ歩き、期待された通りのことをやった。私が表に出したのは、他のみんなが見せた(悲しみの)感情の10分の1くらい。これは僕のママなんだぞ、みんな1度も会ったことがないくせに(と思った)」
ちなみにマウントバッテン・ウィンザーというのは、エリザベス女王の男系の子孫の一部が使っている姓だ(マウントバッテンはフィリップ殿下の姓)。
英王室の姓はウィンザーだが、かつてはビクトリア女王の夫アルバート(ドイツ出身)の姓であるサックス・コーバーグ・ゴータを名乗っていた。だが第一次世界大戦中の1917年に当時の国王ジョージ5世が、反ドイツ感情の高まりに配慮して改姓した。
王室の公式ウェブサイトには、「王室のメンバーは王朝名や姓を名乗ることができるが、この2つが同じとは限らない。姓を全く使わないことも多い」とある。
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