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感染症対策コロナウイルス2週間ごとに変異 ワクチン、定期的にブースター必要に=英コンソーシアム
新型コロナウイルスのゲノム解析を手掛ける英国のコンソーシアム「COVID-19ゲノミクスUK(COG-UK)」は、感染力の強い変異株により定期的にブースター(追加免疫)のワクチン接種が必要になるとの認識を示した。3月撮影(2021年 ロイター/Willy Kurniawan)
新型コロナウイルスのゲノム解析を手掛ける英国のコンソーシアム「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ゲノミクスUK(COG-UK)」は、感染力の強い変異株により定期的にブースター(追加免疫)のワクチン接種が必要になるとの認識を示した。
新型コロナウイルスは約2週間ごとに変異している。インフルエンザウイルスやエイズウイルス(HIV)よりも緩慢ながら、ワクチンの調整が必要になる水準だ。
COG-UKトップのシャロン・ピーコック氏(ケンブリッジ大学教授)はロイターに対し、ウイルスとの「いたちごっこ」の戦いで国際協力が必要だと指摘。「常にブースター・ワクチンが必要になることを十分理解しなければならない。コロナウイルスに対する免疫は永遠には続かない」と指摘。その上でワクチンが十分なペースで開発され、人々に接種できるとの自信を示した。
同コンソーシアムは、英政府の首席科学顧問パトリック・バランス氏の支援を受けて、1年前にピーコック氏が設立した。
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