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サイバー攻撃北朝鮮、米ファイザーにサイバー攻撃 ワクチン開発技術を狙う
韓国の聯合ニュースは北朝鮮が米製薬大手ファイザーにハッカー攻撃を仕掛け、新型コロナウイルスワクチンの技術を盗み取ろうとしたと報じた。写真はファイザーのロゴとワクチンのイメージ。9日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
韓国の聯合ニュースは16日、北朝鮮が米製薬大手ファイザーにハッカー攻撃を仕掛け、新型コロナウイルスワクチンの技術を盗み取ろうとしたと報じた。韓国の国家情報院の情報として報じた。
報道ではハッキングの時期や成否には触れられていない。ファイザーのアジアおよび韓国のオフィスからは今のところコメントを得られていない。
昨年には北朝鮮のハッカーとみられる集団が、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、米ノババックス、英アストラゼネカを含む、少なくとも9の医療関係組織への侵入を試みた。
公衆衛生の専門家は、北朝鮮ハッカーについて、盗み取ったワクチンデータを自国製ワクチンの開発に利用するよりも、データを売却して利益を得ることに関心があるのかもしれない、と語っている。
北朝鮮は新型コロナの感染例を確認していないものの、韓国の国家情報院は北朝鮮国内で感染拡大が起きている可能性を排除できないとしている。
また、北朝鮮はワクチン共有の国際プログラム「COVAX(コバックス)」を通じて今年上半期までにアストラゼネカ─オックスフォードのワクチンを約200万回分受け取るとみられている。
*内容を追加しました
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