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アメリカ政治米司法省、議会襲撃めぐり地方政府当局者を逮捕 大統領就任式のデモで首都入り
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写真は議会襲撃の様子、米議会で6日撮影(2021年 ロイター/Leah Millis)
米司法省は17日、首都ワシントンで6日に起きた議会議事堂乱入事件に関連し、ニューメキシコ州の郡の公職者をワシントンで逮捕したと発表した。
容疑者は、バイデン次期大統領の就任式への抗議デモに参加するため、銃器を携帯してワシントンに再び入ると公の場で述べていた。
逮捕されたのはオテロ郡の郡政委員を務めるクオイ・グリフィン容疑者。「トランプ氏のためのカウボーイズ」という団体を立ち上げている。
当局の資料によると、同容疑者は他のトランプ支持者らとともに連邦議会議事堂の敷地に乱入したが、建物には入らなかった。立入禁止の建物・敷地と知りながら不法侵入した容疑がかけられている。当局によると、容疑者は乱入事件後に地元に戻り、14日にオテロ郡政委員会の会合で、ライフル銃と回転式拳銃を携帯してワシントンに車で再び向かうと述べていた。逮捕時に銃器を携帯していたかどうかは不明。
連邦当局はこれまで、6日の議事堂乱入に絡み、100人以上を起訴している。
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