東京都10日のコロナ感染1494人、日曜の4桁台 自宅療養者と入院・療養等調整中が約1万4000人に
東京都は日曜日としては過去最多、初めて1,000人を超える1,494人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。グラフは日曜日の陽性者数の推移。
東京都は10日、都内で新たに1494人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。7日から3日連続で2000人を超えていたところから大きく減少したものの、日曜日としては過去最多、初めて1,000人を超える形となった。
この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:39人(約3%)
10代:104人(約7%)
20代:403人(約27%)
30代:261人(約17%)
40代:236人(約16%)
50代:201人(約13%)
60代:105人(約7%)
70代:69人(約5%)
80代:50人(約3%)
90代:25人(約2%)
100歳以上1人(約0.07%)
となっている。また65歳以上の高齢者は182人となっており、全体の12%を占めている。
また、重症者は前日の129人に対して1人少ない128人となっている。
これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は12,499人。また累計では74,944人となった。
医療体制がひっ迫、自宅療養者と入院・療養等調整中が急増
感染拡大は、PCR検査で陽性者が確認される陽性率にも表れている。7日間移動平均値による陽性率は14.9%と、緊急事態宣言解除後としては最高になっている。また、医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者と入院・療養等調整中が増加。それぞれ約7,000人、合計で13,939人となっている。
これらの人びとの体調確認などに保健所が忙殺されることで、新規陽性者の感染経路を追い切れず、さらなる新規陽性者が増加するという悪循環が生じている。