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選挙米議会選、ペンシルベニア州で下院共和党候補が選管を提訴 集計など巡り
米議会選挙で、ペンシルベニア州・下院選挙区に立候補した共和党候補が、同州モンゴメリー郡の選挙管理当局に対し、郵便投票の集計を法の規定よりも早く開始してたなどして訴訟を提起した。写真は同州イーストンの裁判所に集められた票(2020年 ロイター/Rachel Wisniewski)
3日に行われた米議会選挙で、ペンシルベニア州・下院選挙区に立候補した共和党候補が、同州モンゴメリー郡の選挙管理当局に対し、郵便投票の集計を法の規定よりも早く開始してたなどして訴訟を提起した。
同州の連邦地裁に訴訟を起こしたのは、キャシー・バーネット候補と同州バークス郡の共和党委員長。同選管当局が有効ではない投票用紙を提出した有権者に再投票のチャンスを与えたとも主張し、差し止め命令を求めた。
ペンシルベニアの州法は、投票日の午前7時以前に投票用紙を集計することを禁じている。
原告はまた、モンゴメリー郡当局が原告側の代理人を通じた開票作業の監視を困難にしたと主張したほか、公共の建物の廊下に投票用紙を誰かに見られてもおかしくない状態で放置していたと指摘した。
同郡の広報担当者は、声明で「われわれの選挙プロセスは健全で、選挙法下で許されている」とコメントした。
審理は4日午前に開かれる予定。
モンゴメリー郡では21世紀に入って以降、大統領選で民主党の候補が共和党候補に勝利しており、大抵は圧勝だった。
ペンシルベニアは、同日投開票の米大統領選で激戦州の1つとなっている。
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