最新記事
感染第2波全米の新型コロナ入院数、2週間で1.5倍に 各地で制限措置広がる
米国で入院している新型コロナウイルス感染者数が19日時点で約7万9000人と過去2週間で約50%増加したことが、ロイターの集計で分かった。ウィスコンシン州マディソンで18日撮影(2020年 ロイター/DANIEL ACKER)
米国で入院している新型コロナウイルス感染者数が19日時点で約7万9000人と過去2週間で約50%増加したことが、ロイターの集計で分かった。医療システムに対する負担が強まっており、州や主要都市は新たな制限措置を余儀なくされている。
新型コロナによる入院患者数は最多を更新しており、集計によると、過去2週間の入院数は北東部で85.4%増加。中西部で56.8%、西部で50.1%、南部で34.4%それぞれ増加した。
陽性率が週平均で3%の基準に達したことを受け、前日に19日から公立学校の対面授業を中止すると発表したニューヨーク市のデブラシオ市長は、「学校閉鎖は一時的なものにすぎない」とした上で、学校再開に向けた追加の安全基準はクオモ州知事との協議の上、感謝祭までに発表すると述べた。
また、現状の感染率を考慮すると、市内の屋内飲食とジムが1─2週間以内に閉鎖されるとの見方を示した。
ミシガン州では18日から3週間にわたり、ジム、高校、大学、娯楽施設を閉鎖。ミネソタ州ではレストラン、バー、フィットネスセンター、娯楽施設を20日から少なくとも12月18日まで閉鎖する。
先週陽性率が60%に近づいていたカンザス州は18日にマスク着用義務化を発表した。
首都ワシントンでは、スミソニアン博物館と国立動物園が23日から期限を決めずに閉鎖される。
政府当局は過去数週間の入院者数の劇的な増加がさらに加速する可能性があると警告し、米国民に対し感謝祭を祝う集会を小規模かつ一世帯に制限するよう要請した。
また、米疾病対策センター(CDC)は19日、米国民に対し来週26日から始まる感謝祭の休暇中の旅行を避けるよう呼び掛けた。CDCのヘンリー・ウォルケ氏は「強い勧告」とし、新規感染、入院数、死者数が急激に増加していることを懸念していると話した。
アメリカン航空、サウスウエスト航空などの米航空大手は、感染急増を受けて予約数が鈍化しているとし、ユナイテッド航空はキャンセルの増加が見られると述べた。
CDCの発表によると、米国の新型コロナ感染者は前日から16万5087人増え累計1146万5722人。死者は1836人増加し24万9670人。米国で入院している新型コロナウイルス感染者数が19日時点で約7万9000人と過去2週間で約50%増加したことが、ロイターの集計で分かった。医療システムに対する負担が強まっており、州や主要都市は新たな制限措置を余儀なくされている。
新型コロナによる入院患者数は最多を更新しており、集計によると、過去2週間の入院数は北東部で85.4%増加。中西部で56.8%、西部で50.1%、南部で34.4%それぞれ増加した。
陽性率が週平均で3%の基準に達したことを受け、前日に19日から公立学校の対面授業を中止すると発表したニューヨーク市のデブラシオ市長は、「学校閉鎖は一時的なものにすぎない」とした上で、学校再開に向けた追加の安全基準はクオモ州知事との協議の上、感謝祭までに発表すると述べた。
また、現状の感染率を考慮すると、市内の屋内飲食とジムが1─2週間以内に閉鎖されるとの見方を示した。
ミシガン州では18日から3週間にわたり、ジム、高校、大学、娯楽施設を閉鎖。ミネソタ州ではレストラン、バー、フィットネスセンター、娯楽施設を20日から少なくとも12月18日まで閉鎖する。
先週陽性率が60%に近づいていたカンザス州は18日にマスク着用義務化を発表した。
首都ワシントンでは、スミソニアン博物館と国立動物園が23日から期限を決めずに閉鎖される。
政府当局は過去数週間の入院者数の劇的な増加がさらに加速する可能性があると警告し、米国民に対し感謝祭を祝う集会を小規模かつ一世帯に制限するよう要請した。
また、米疾病対策センター(CDC)は19日、米国民に対し来週26日から始まる感謝祭の休暇中の旅行を避けるよう呼び掛けた。CDCのヘンリー・ウォルケ氏は「強い勧告」とし、新規感染、入院数、死者数が急激に増加していることを懸念していると話した。
アメリカン航空、サウスウエスト航空などの米航空大手は、感染急増を受けて予約数が鈍化しているとし、ユナイテッド航空はキャンセルの増加が見られると述べた。
CDCの発表によると、米国の新型コロナ感染者は前日から16万5087人増え累計1146万5722人。死者は1836人増加し24万9670人。
2024年12月10日号(12月3日発売)は「サステナブルな未来へ 11の地域の挑戦」特集。地域から地球を救う11のチャレンジとJO1のメンバーが語る「環境のためにできること」
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら