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アジア議会選挙後の混乱続くキルギス 大統領が治安担当幹部を解任、新首相を選出
キルギスタンのジェエンベコフ大統領は治安担当幹部を解任し、権力基盤を強化した。非常事態宣言下の首都ビシケク(2020年 ロイター/Vladimir Pirogov)
日の議会選挙以降、混乱が続く中央アジア・キルギスのジェエンベコフ大統領は10日、治安担当幹部を解任し、権力基盤を強化した。
拘置施設から解放されていた政敵のアタムバエフ前大統領は再び収監された。
議会では、ジェエンベコフ大統領を支持する勢力が新首相にサディル・ジャパロフ氏を選出。一部の野党議員はジャパロフ氏がジェエンベコフ大統領と結託していると批判している。
議会選の結果への反発が強まる中、選挙管理委員会は投票を無効とした。
ジェエンベコフ大統領は9日、首都ビシケクに非常事態を宣言。10日夜のビシケクでは目立った混乱は見られない。
ジャパロフ氏は、ジェエンベコフ大統領が組閣終了後に辞任する意向であることを改めて確認した。
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