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感染第2波スペイン首都マドリードがロックダウンへ コロナ感染対策を強化
スペイン政府は30日、首都マドリードの新型コロナウイルス感染拡大抑制策を強化すると発表した。写真は鉄道駅の検問に立つ警官ら。30日撮影(2020年 ロイター/SERGIO PEREZ)
スペイン政府は30日、首都マドリードの新型コロナウイルス感染拡大抑制策を強化すると発表した。全ての住民に対しマドリードから出ないよう要請すると同時に、市外から入ることも禁止する。
強化策は向こう数日で施行。マドリード市内ではレストランやバーが午後11時に営業を終えるほか、公園なども閉鎖される。集会は6人を上限とする。ただ、規制強化後も通勤・通学のほか、医療機関の受診などでマドリードの内外を行き来することは可能。
イラ保健相は「マドリードは特別だ。マドリードの公衆衛生は、スペインの公衆衛生だ」と述べた。
マドリード地域は感染のホットスポットとなっており、過去2週間のスペイン全体の感染件数13万3604件のうち、3分の1以上がマドリード地域のものだった。