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海洋汚染インド、モーリシャスに専門家チームと技術装置を派遣 「わかしお」油流出への対応支援へ
インド洋モーリシャス沖で座礁した貨物船「わかしお」から燃料油が流出した問題を受け、インドは現地当局の対応を支援するため、技術機器や専門家チームをモーリシャスに送った。写真は「わかしお」。提供写真(2020年 ロイター/Maxar Technologies)
インド洋モーリシャス沖で座礁した貨物船「わかしお」から燃料油が流出した問題を受け、インドは現地当局の対応を支援するため、技術機器や専門家チームをモーリシャスに送った。政府当局者が16日、明らかにした。
同貨物船は7月25日に座礁し、1000トンの燃料油が流出。モーリシャスは環境非常事態宣言を出している。
流出した油は絶滅危惧種のサンゴ礁や他の海洋生物が生息する広範な海域に広がっている。
モーリシャス当局は16日、前日に2つに割れたわかしおの船体について、船尾部分が完全に切り離され、残りは外洋へと曳航(えいこう)されているとした。
モーリシャスの危機対策委員会によると、船内のエンジンルームにはまだ約30立方メートルの油が残っているが、悪天候で危険が伴うため回収作業ができない状況という。
同国の外務省によると、政府の支援要請を受けてインドは技術機器30トン超を空輸。油流出封じ込めの訓練を受けている沿岸警備隊員10人も派遣した。
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