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中台関係台湾の駐米代表「米国と機雷・巡航ミサイル購入めぐり交渉」
台湾の蕭美琴・駐米代表(事実上の大使)は機雷と巡航ミサイルの購入を巡り米国と交渉していると明らかにした。写真は2018年3月撮影(2020年 ロイター/Tyrone Siu)
台湾の蕭美琴・駐米代表(事実上の大使)は12日、機雷と巡航ミサイルの購入を巡り米国と交渉していると明らかにした。
蕭氏はワシントンのハドソン・インスティチュートで行った講演で、中国が台湾に対する主権を主張していることで台湾の存在が脅かされているとし、軍備を拡張する必要があると指摘。コストを抑えながら、侵攻を思いとどまらせるに充分な抑止力を備える必要があるとの考えを示した。
その上で、台湾のミサイルシステムで利用できる巡航ミサイルのほか、機雷などの調達に向け、現在米国と協議していることを明らかにした。
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