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中東イランがミサイルを公開、巡航ミサイルの射程1000キロ ソレイマニ司令官の名を冠した弾道ミサイルも
イランは20日、弾道ミサイルと新型の巡航ミサイルを公開した。公開された巡航ミサイル、提供写真。(2020年 ロイター)
イランは20日、弾道ミサイルと新型の巡航ミサイルを公開した。ハタミ国防軍需相はテレビ演説で、弾道ミサイルの射程距離は1400キロメートル、巡航ミサイルは1000キロと説明した。
国営テレビは「最新の巡航ミサイルによりイランの抑止力は一段と強化される」と伝えた。
弾道ミサイルは1月の米軍による空爆で死亡したイラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」のカセム・ソレイマニ司令官の名前が、巡航ミサイルには同じく死亡したイラクのイスラム教シーア派武装組織のアブ・マフディ・アル・ムハンディス副司令官の名前が付けられている。
ロウハニ大統領は「ミサイル、特に巡航ミサイルはわが国にとって非常に重要だ。2年足らずで射程距離を300(キロ)から1000(キロ)に伸ばしたのは大きな成果だ」と述べた。
「われわれの軍事力とミサイルプログラムは防衛のためのものだ」とも語った。
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