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パンデミックチリ「カタストロフィー事態」宣言を90日間延長 新型コロナ感染連日5000人以上で止まらず
チリ政府は15日、新型コロナウイルス感染者が増加していることを受け、3月中旬に発出された「カタストロフィー(大災害)事態」宣言を90日間延長すると発表した。サンティアゴで8日撮影(2019年 ロイター/IVAN ALVARADO)
チリ政府は15日、新型コロナウイルス感染者が増加していることを受け、3月中旬に発出された「カタストロフィー(大災害)事態」宣言を90日間延長すると発表した。
チリ国内での新型コロナ感染者の増加ペースは5─6月に劇的に拡大。ここ数週間の1日当たりの増加数は平均で5000人を超えている。これを受け、人口600万人以上の首都サンティアゴでは完全なロックダウン(都市封鎖)措置が宣言された。
カタストロフィー事態の下では、自由な移動の制限のほか、食料供給など基本的なサービスを確保する権限が政府に与えられる。サンティアゴでは軍による隔離措置が定期的に行われている。
ロイターの集計によると、チリで確認された新型コロナ感染者は約18万人、死者は3300人以上となっている。
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