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感染症北京市、約2カ月ぶりの新型コロナ感染で警戒 食品卸売市場を閉鎖
中国では北京市で2人の新型コロナウイルス感染者が報告された。北京で5月撮影(2020年 ロイター/Thomas Peter)
中国では12日、北京市で2人の新型コロナウイルス感染者が報告された。北京市は前日、約2カ月ぶりに感染者が出たことを明らかにしていた。
これを受け、同市は6カ所の主要な食品卸売市場を閉鎖したほか、15日に予定していた一部の学年の登校再開を延期した。
12日に報告された感染者は、豊台区にある食肉加工などについて研究する研究所に勤務する25歳と37歳の男性で、感染経路は不明。2人は過去14日間、湖北省からの来訪者や海外渡航者との接触はなかったものの、25歳の男性は山東省青島市に短期間の滞在歴があった。研究所では12日も業務が継続した。
国営新京報によると、2人が最近訪問した6カ所の食品卸売市場が部分的または全面的に閉鎖された。このうち新発地市場では食肉取引が停止されたほか、京深海鮮市場は完全に閉鎖された。
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