新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(23日現在)
■ロシア中銀、6月に大幅利下げの用意 景気後退に対抗=総裁
ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は22日、景気後退に対抗するため、6月に利下げする用意があると述べた。ただ、インフレ率を下回る利下げは検討していないという。
■中国アリババ、1─3月は22%増収 コロナ封鎖でネット通販好調
中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが22日発表した第4・四半期(1─3月)決算は、市場予想を上回る22%の増収となった。新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたロックダウン(都市封鎖)に伴うインターネット通販需要の拡大が寄与した。利益も予想を上回った。
■英中銀、コロナ向け緊急資金供給オペを段階的に解除へ
イングランド銀行(英中央銀行)は22日、新型コロナウイルスへの対応として毎週実施している緊急流動性供給オペを段階的に解除すると発表した。市場の安定化に伴い金融機関は問題なく資金を調達できると判断した。
■インド、中国・香港の新ポートフォリオ投資家監視強化へ=政府筋
インド政府は、中国と香港の新たな「外国ポートフォリオ投資家(FPI)」に対する監視を強化する規制案を起草した。3人の政府筋がロイターに明らかにした。
■EU、新型コロナ危機で存続の危機に=ソロス氏
著名投資家ジョージ・ソロス氏は、欧州連合(EU)は永久債を発行してイタリアのような弱い加盟国を救済しなければ、新型コロナウイルス危機によりEU存続が脅かされると警告した。
■米GM、メキシコで段階的に操業再開
米ゼネラル・モーターズ(GM)は21日、新型コロナウイルスの影響で操業を休止していたメキシコ国内の工場を段階的に再開していると発表した。
■タイ、緊急事態宣言を6月末まで延長へ
タイの新型コロナウイルス対策当局は22日、緊急事態宣言を6月末まで延長すると発表した。外出規制緩和に向けた準備は継続する。
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