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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(21日現在)

2020年4月21日(火)12時14分

■独VW、ブラジル工場を月末まで閉鎖 その後は未定

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は20日、中南米最大の自動車生産国であるブラジルの工場閉鎖を月末まで継続する方針を示した。ただ、5月以降に再開するかどうかの決定は、まだ下されていないとした。

■中国、コロナ感染の初期データ公表していない可能性=米大統領補佐官

ナバロ米大統領補佐官(通商製造政策局長)は20日、中国は新型コロナウイルスのワクチン開発に向けた競争に勝利したいため、初期の感染状況に関するデータを公表していない可能性があるとの見解を示した。

■米、新型コロナ死者4.2万人突破 抑制措置解除求めるデモ続く

ロイターの集計によると、米国内の新型コロナウイルス感染症による死者数は20日、累計で4万2000人を突破した。各地でロックダウン(都市封鎖)の早期解除を求めるデモが拡大する一方、当局者は新型コロナ検査が拡大されるまで警戒を怠らないよう呼び掛けている。

■原油安は短期的なもの、サウジ産原油輸入停止を検討=米大統領

トランプ米大統領は20日、原油価格の歴史的な急落は短期的なものであり、「資金不足」に由来するとの見方を示した。また、原油価格下支えのため、米国はサウジアラビアからの原油輸入の停止を検討すると明らかにした。

■米与野党、4500億ドル中小企業追加支援で膠着 21日に上院採決か

米共和・民主両党は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている中小企業向けの追加支援を巡り20日も見解の相違を解消できず、協議は翌日に持ち越された。先に決定された3500億ドルの中小企業緊急融資の資金が底を突く中、両党が相互に非難し続ける事態が続いている。

■英国の企業解散、3月は前年比70%増加=学術研究

20日公表された学術研究によると、英国で3月に解散した企業は前年比大幅に増加した。新型コロナウイルスによる景気悪化の兆候を示しているとみられる。

■イタリア政府、今年の成長率マイナス8%と予想=関係筋

イタリア経済財務省は、今年の国内経済成長率をマイナス8%前後と予想している。事情に詳しい関係筋2人がロイターに明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全土で実施されているロックダウン(都市封鎖)が、経済に打撃を及ぼしている。

■英政府の賃金補償対象者は100万人超える=財務相

英企業が新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)の影響で一時的に仕事を休ませている従業員は100万人を超える――。スナク財務相は20日こうした見方を示した。

■トランプ米大統領、戦略石油備蓄積み増す意向再表明

トランプ米大統領は20日、戦略石油備蓄(SPR)を積み増す方針を改めて示した。原油相場の急落を受けた措置。

■米レンタカー大手ハーツ、北米で1万人解雇 新型コロナ禍で

米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは20日、北米事業の従業員1万人を解雇すると発表した。新型コロナウイルスの世界的流行による景気悪化を受け、コスト削減を図る。

■IMF、新型コロナ危機で通常任務の枠超えた対応必要も=専務理事

国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は20日、新型コロナウイルス大流行とその経済的な悪影響に対処している国を支援する上で、IMFの通常任務の枠を超えた行動が必要になるかもしれないとの見方を示した。

■米上院民主党トップ、FRB議長に非営利・地方政府向け融資要請

米上院民主党トップのシューマー院内総務は、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長との20日の電話で、FRBのメーンストリート向け貸出制度を非営利団体や地方政府向けにも拡大するよう求めたことを明らかにした。


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