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感染症

横浜クルーズ船のウイルス感染者2人が死亡 厚労省・内閣官房職員も感染

2020年2月20日(木)15時44分

NHKなどが政府関係者の話として伝えたところによると、新型コロナウイルスへの集団感染が確認されたクルーズ船の乗客で、ウイルスに感染していた80歳代の男性と女性、合わせて2人が死亡した。写真は横浜港で19日撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

厚生労働省は20日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた80代の男性と女性が1人ずつ死亡したと発表した。

いずれも日本国籍。死因は男性が新型コロナウイルス感染症、女性は肺炎。2人とも医療機関に搬送されていた。男性は気管支喘息などの既往症があったが、女性はとくに既往症はなかった。

また、クルーズ船内で事務業務にあたっていた厚労省と内閣官房の職員が1人ずつ、新型コロナウイルスに感染したことも明らかにした。それぞれ都内の別の医療機関に入院している。

[東京 20日 ロイター]


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