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中東アフガニスタン支援活動の中村哲医師ら6人銃撃で死亡 ダリバンは関与否定
アフガニスタン・ナンガラハル州の都市ジャララバードで、非政府組織(NGO)の車が襲撃を受け、ピースジャパンメディカルサービス(平和医療団日本)総院長の中村哲医師など6人が死亡した。写真は中村医師が乗っていた車の壊れた窓。アフガニスタンのジャララバードで撮影(2019年 ロイター/Parwiz)
アフガニスタン東部ナンガルハル州のジャララバードで4日、非政府組織(NGO)の車が銃撃され、ピースジャパンメディカルサービス(平和医療団日本)総院長の中村哲医師ら6人が死亡した。
同州の当局者によると、犯人は逃走し、警察が行方を追っている。
同当局者は「中村氏はアフガニスタンの復興、特に灌漑や農業の分野で多大な貢献をしてきた」と述べるとともに、中村氏が今回の銃撃の標的だったとの見方を示した。
まだ犯行声明は出ていないが、反政府武装勢力「タリバン」の報道担当者は関与を否定した。
中村医師はアフガニスタンで灌漑(かんがい)や農業の復興作業を支援し、同国政府から最近、名誉市民権を授与された。
大統領府報道官は「アフガニスタン政府は、わが国にとって最も偉大な友人である中村医師への凶悪かつ卑劣な攻撃を強く非難する」と表明。「(中村氏は)アフガン国民の生活を変えるために人生を捧げた」と述べた。
*内容を更新しました。
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