北朝鮮のICBM実験に身構えるアメリカ
Imminent North Korea Intercontinental Ballistic Missile Test
2019年12月24日(火)16時40分
トランプは2017年後半、武力行使という脅迫を繰り返した。大統領選挙の年である2020年、再び当時のように危機感をあおる可能性もある。トランプが票を失うのはともかく、それによって本物の紛争を招く恐れがある。
あるいは、北朝鮮の新たな挑発に耐え、制裁強化を決意する可能性もある。しかしそれでも、アメリカ本土も攻撃可能な核ミサイルを開発する、という数十年来の方針を、北朝鮮が諦める保証はない。
(翻訳:ガリレオ)
2019年12月31日/2020年1月7日号(12月24日発売)は「ISSUES 2020」特集。米大統領選トランプ再選の可能性、「見えない」日本外交の処方箋、中国・インド経済の急成長の終焉など、12の論点から無秩序化する世界を読み解く年末の大合併号です。
© 2019, Slate
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