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エクアドルで非常事態宣言 燃料補助金廃止で抗議行動が過激化

2019年10月4日(金)12時19分

エクアドルで政府の燃料補助金廃止に反対する抗議行動が過激化し、モレノ大統領は、非常事態宣言を発令した。同日エクアドルで撮影(2019年 ロイター/DANIEL TAPIA)

エクアドルで政府の燃料補助金廃止に反対する抗議行動が過激化し、モレノ大統領は3日、非常事態宣言を発令した。

補助金は過去数十年間実施されてきたが、政府の20億ドル規模の財政改革プログラムの一環として3日から廃止された。

警察は投石や燃え上がるバリケードに催涙ガスで対抗。過去数年で最悪の抗議活動となっている。

首都キトと湾岸都市のグアヤキルでは、3日早朝からタクシーやバス、トラックの運転手が道路を封鎖した。先住民や学生、労組も抗議活動に加わっている。

[キト 3日 ロイター]


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