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内戦空爆されたリビアの移民施設、逃げる移民に警備員が発砲
国連人道問題調整室(OCHA)の報告によると、2日に空爆されたリビア首都トリポリ郊外の移民収容施設で、空爆から逃げる移民らに施設の警備員が発砲したことが分かった。写真は3日、空爆された施設で撮影(2019年 ロイター/Ismail Zitouny)
国連人道問題調整室(OCHA)の報告によると、2日に空爆されたリビア首都トリポリ郊外の移民収容施設で、空爆から逃げる移民らに施設の警備員が発砲したことが分かった。
空爆は2回あり、少なくとも子ども6人を含む53人が死亡したもよう。OCHAは「1回目の空爆の後、逃げようとした移民や難民に警備員が発砲したという複数の報告を受けている」と明らかにした。
トリポリを拠点とするシラージュ暫定政権の内務省は、こうした事態を否定している。
OCHAの報告によると、空爆を受けた施設では、がれきの中から遺体を収容する作業が続いており、死者数は増える可能性がある。
この施設にはなお500人前後が収容されている。
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