「史上初」ずくめの新天皇 伝統にとらわれぬその半生
積極的な社会貢献
環境問題に長年関われてきた皇太子さまは、これまで何度か水問題の国際会議に出席、2015年には国連本部で水と衛生について講演された。今後は、気候変動にも取り組む意向を示されている。
雅子さまは、貧困問題など国内の困難な状況にある子どもたちに関する活動にあたられてきた。
新皇后になられる雅子さまは2018年の誕生日、「この先の日々に思いを馳せますと、私がどれ程のお役に立てますのか心許ない気持ちも致します」との感想を発表された。
「これまで両陛下のなさりようをお側で拝見させていただくことができました幸せを心の糧としながら、これからも両陛下のお導きを仰ぎつつ、少しでも皇太子殿下のお力になれますよう、そして国民の幸せのために力を尽くしていくことができますよう、研さんを積みながら努めてまいりたいと思っております」とつづられた。
(翻訳:宗えりか、編集:久保信博)
[東京 ロイター]