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核・ミサイル開発北朝鮮メディア、金正恩が「新開発」戦術兵器の実験視察と報道 核廃棄交渉に揺さぶり?
10月16日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、新たに開発された戦術兵器の実験を視察し、「地域全体への北朝鮮の防衛能力を改めて示すものだ」と語った。写真は2018年9月、平壌で記者会見する金正恩氏。代表撮影(2018年 ロイター/REUTERS)
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、新たに開発された戦術兵器の実験を視察し、「地域全体への北朝鮮の防衛能力を改めて示すものだ」と語った。国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が16日、伝えた。
KCNAによると、実験は成功した。金委員長は「この実験結果は、国防科学技術分野に注力する党の政策を正当化するとともに、地域全体への北朝鮮の防衛能力が急速に拡大していることを改めて示し、軍の戦闘能力を強化する上で画期的な変化だ」と述べた。
金委員長はまた、実験が行われた兵器システムは、父親の故・金正日氏が生前にとりわけ関心を示していた兵器で、個人的に開発を主導していたと明らかにした。