「ユダヤ人が銃を持っていればホロコーストは起きなかった」──銃所持擁護団体
Pro-Gun Group Used Holocaust to Attack Rabbi
カハナも、OFFの発言を強く非難している。カハナは「オレゴニアン」紙に対して、「ホロコーストを生き延びた者の子供である私は、憎悪を広める者たちよりも、ホロコーストの現実をはるかによく知っている」と語った。「もっと多くの人が銃を持っていたらホロコーストを防げたという主張は、ナチ政権下で命を落とした600万に上るユダヤ人の記憶に対する侮辱だ」
オレゴニアン紙の記事が公開されたあと、OFFは批判を繰り返した。「ほら来た。左派とオレゴニアン紙の愚かな発言には驚かされる。彼らはどうやら、人々が自衛できるようにするよりも、全員残らず毒ガスや銃で殺されるのを目にするほうがいいようだ」とOFFはフェイスブックに書いている。
(翻訳:ガリレオ)
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