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米司法米上院、性暴力疑惑のカバノー氏の最高裁判事指名を承認 保守派が多数に
2018年10月7日(日)21時02分
10月6日、米上院本会議は性的暴行疑惑が出ていたブレット・カバノー氏(53)の連邦最高裁判事への指名を50対48の賛成多数で承認した。写真はカバノー氏の指名に反対する市民。10月6日にニューヨーク市で撮影(2018年、ロイター/Stephen Yang)
米上院本会議は6日、性的暴行疑惑が出ていたブレット・カバノー氏(53)の連邦最高裁判事への指名を50対48の賛成多数で承認した。
人工妊娠中絶の権利や移民問題など、国論が二分する問題を司法判断する最高裁判事の保守色が強まり、トランプ大統領にとっては大きな勝利となった。
カバノー氏は指名承認直後にロバーツ最高裁長官の下で宣誓を行い、最高裁判事に正式に就任した。
9人で構成する最高裁判事で保守派は5人となり、リベラル派の4人を上回る。
トランプ大統領はカバノー氏に電話で祝意を伝えた。大統領は記者団に、同氏に暴行されたと訴えていた女性が人違いしたのは「100%確実だ」と述べた。
[ワシントン 6日 ロイター]
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