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米ロ首脳会談

もはやトランプは米安全保障上の脅威──米ロ密室会談に同席した通訳に証人喚問求める 

What did Trump Tell Putin in Private?

2018年7月19日(木)15時40分
グレッグ・プライス

「トランプ狂人扱い病」

フィンランドの首都ヘルシンキでの会談後、トランプは共同記者会見で「ロシアが2016年の米大統領選に介入したと考えられる理由は見当たらない」として、米情報機関よりもロシアを信頼しているような発言をした。これには共和党内からも激しい批判の声が上がり、トランプは火消しに走らざるを得なくなった。

17日に共和党議員団と行った会合では、トランプは一転してロシアの選挙介入はあり得たと発言を訂正。「介入しなかった理由は見当たらない」と言おうとしてnotが抜けたのだと、苦しい言い訳をした。それでも強気の姿勢は崩さず、翌日のツイートではプーチンとの会談の成果に懐疑的な人々を罵倒した。

「私がロシアのプーチン大統領と仲が良いことを憎悪する人たちがいる。彼らは(ロシアと付き合うより)戦争になったほうがいいと思っている。そういうのを『トランプ狂人扱い病』と言うんだ」

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