イーロン・マスクのもう一つの企業「ボーリング」社、地下に画期的な交通システム構築へ
2018年6月12日(火)18時20分
地下を縦横無尽に走る交通網、もっと砕けた言い方をすれば「自宅から学校や会社まですぐに行ける、渋滞知らずの地下道があればどれだけ楽だろう」ということは、誰もが一度は考えたことがあるだろう(主に平日早朝の布団の中で)。しかし、実際にそれを実現させようとするところが、マスク氏のすごいところである。
マスク氏は自社の従業員に対して「物理学の限界に挑戦しろ」、「原理原則に基づいて考えろ」と言うことがあるという。それが彼の行動規範であり、そして世界一高性能なロケットなどを生み出す原動力になっていることは間違いない。
地下に新たな交通網を築くということもまた、物理的に不可能ではない以上、彼にとっては十分に実現可能な、それどころか自ら成すべき目標だとさえ考えているのだろう。
ハイパーループの試験機。黒いカプセルのような乗り物が、右に見えるトンネル(実際には地下)の中を走行する (C) Hyperloop One
記者会見の動画
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