フェイスブック、リベンジポルノ対策にヌード写真の提出を呼びかけ
だが、ヌード写真がバラまかれるのを防ぐためにヌード写真を送るこの方法は、人権団体に評判が悪い。
ネット専門の米人権団体Fight for the Futureは、英ビッグデータ分析会社「ケンブリッジ・アナリティカ」にフェイスブックから大量の個人情報が漏えいしていたスキャンダルを激しく批判しており、新たなリベンジポルノ対策についても揶揄するツイートを揶揄した。
「(フェイスブック)ユーザーの情報を保護できなかったことをお詫びします。今後はもっと慎重にします」
「(フェイスブック)やあ、君のヌードをこっちに送ってくれるかな」
これに対しフェイスブックのアレックス・ステイモス最高セキュリティー責任者は5月24日、「浅はかな批判」だとツイッターで反論した。「人権団体が、これほど重大な問題に浅はかな批判を浴びせたことを残念に思う」「彼らは明らかに、リベンジポルノ対策にはそれなりの代償を伴うことも分かっていないようだ」
自分が写真を持っていなかったり、知らない間に写真を撮られていた場合はどうなるのだろう?
(翻訳:河原里香)
【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
気になる北朝鮮問題の動向から英国ロイヤルファミリーの話題まで、世界の動きを
ウイークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>